私は、6年程タバコを吸っていました。
一日一箱程度です。それほど、吸っていたわけではありません。
とはいえ、自分をリラックスさせるものとして、無くてはならない
存在になってしまっていました。
体に悪いことは、百も承知です。
奥さんも、しきりにやめるよう要求してきます。
毎月のタバコ代も馬鹿になりません。今年に入って止めることに
しました。
しかし、何か特別なことを始めたわけではありませんし、
止めるために、相当な苦痛を強いられたわけでもありません。
しかも、結果として、後から止めることができた理由に気が付き
ました。
行動科学では、ターゲット行動と、ライバル行動という
二つの行動を定義しているようです(私は行動科学そのものに詳しい
わけではありません)。
ターゲット行動とは、この場合、タバコを吸うことです。
ライバル行動とは、タバコを吸うという行為を妨げるような
行動を指すことになります。例えば、アメを舐めるとか。
ターゲット行動を止めるためには、ターゲット行動そのものを
減らすということ、ライバル行動を増やすということ、
この二つの行為がポイントになります。
具体的には、ターゲット行動を減らすものとして、
「仕事を忙しくする」「喫煙室に近づかない」「食事に出たら
禁煙席に座る」「灰皿・ライターを捨てる」等という行為が
考えられます。
また、ライバル行動を増やすものとしては、
「アメを舐める」「ガムを噛む」等という行為が考えられます。
私の場合、お客様のオフィスに常駐して仕事をすることに
なり、喫煙室そのものが無くなったこと、仕事がとても
忙しくなったこと、この二つの環境の変化で、タバコから
離れることができるようになりました。
ターゲット行動を減らすことができたわけです。
逆の考え方もあります。
例えば、何か新しいことを始めたいときに、ターゲット行動を増やし、
ライバル行動を減らすようにする。
その結果、自分の行動を強化することができます。
ターゲット行動とライバル行動のメソッドは、様々なところで
有効に活用できるものだと思います。
posted by toichi at 22:54|
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