2007年08月25日

アクションラーニングチーム。

 アクションラーニングを一緒に行うメンバは、自分の参謀の
ようなものです。ともに問題を真剣に考える仲間です。

 普段、自分の職場やプロジェクトで事をともにするチームや
仲間はいることでしょう。
その利害を共有する仲間と問題を解決していくことは、もちろん大切
です。

 しかし、利害が関係するからこそ、悩みを打ち明けられないことが
あるはずです。あるいは、適切な相談役がまわりにいないことも
おおいことでしょう。

 そういう状況下で、利害関係者ではない、アクションラーニング
用のチームがあるのは、非常に心強いものです。
客観的な目で問題について共に考え、解決を模索してくれるからです。
自分自身も、問題を客観的に見る良い機会になります。

 そして、ALは問題解決のプロセスを定義した活動です。
闇雲に話合うのでは本当に解決できるかの保証はありません。
プロセスに則ることで、解決への展望が開ける可能性が出てきます。

 自分の会社で、ALの手法を展開し、実践していくのは、
とても有益なことのように思えました。
ALの場が当たり前になるよう、今後、活動してきたいと思っています。
posted by toichi at 16:45| Comment(27) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクションラーニングの効果。

 仕事の進め方や、プロジェクトの運営、自分のキャリアプラン、
実生活での悩み…。私たちは日常、沢山の問題や課題に悩まされて
いるものです。

 ALでは、チームによる問題解決のプロセスを定義しています。
問題の定義と、アクションプランの策定を、問題提起者を中心と
しつつ、チームとして行います。
そこでは、共有と合意が、ベースとなります。

 チームでプロセスを踏みますが、問題を実際に乗り越えていくのは
自分自身です。
決して、チームに寄りかかって、他人の力で自分の問題を解決
するものではありません。
実際の事にあたるに至っては、自分の力と気持ちが必要とされるのです。そこに、自身の成長があるはずです。
チームメンバはあくまで、問題や悩みを共有する仲間であり、
参謀なのです。

 問題提起者以外のチームメンバも同じように問題を考えます。
傾聴と質問力がメンバには必要とされます。
さらに、問題提起者の課題を定義、解決するプロセスにおいて、
メンバ自身も気づきを得ることがでます。
他人の問題を、自分が抱えている問題に重ねることができるから
です。

 つまり、問題提起者、チームメンバ、ALのセッションに
参加するすべての人が、学習と成長の機会を得ることができるのです。これが、ALがもたらす効果です。
posted by toichi at 16:31| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクションラーニングの実践。

 アクションラーニングの実践会に初めて私が参加したのは
今年の春先だったように記憶しています。
そこに、非常にパワフルなファシリテーターの方がいました。

 物腰はやわらかで、おおらかな印象を持ちました。
それでいて、コンフリクトを恐れず、自分の思いをはっきりと
伝える方。それが新岡さんと出会ったときの印象でした。

 その新岡さんが、ALコーチの資格取得を目指しておられる。
そして、取得のためにALの実践を行う必要があり、それについての
協力依頼があったとき、私は喜んでお受けしました。

 お手伝いできること自体、嬉しいことであるし、それと同時に
ALのセッションを実践できることが楽しみでした。
社内のファシリテーション仲間と、ALのセッションを
実践したことはありましたが、ALコーチを外部からお招きして
実施するセッションは、よりALが狙うセッションに近いものに
なるのではないかという期待がありました。

 今回の問題提起者は、私になりました。
まず私が業務で抱える悩みについて、提示をします。
それを受けて、ALコーチがセッションをファシリテイトしつつ、
他のメンバが適宜質問を行う。

 この質問が、最初は課題の背景を探っていくだけのもの
なのですが、セッションが進むにつれ、課題の核心に触れるような
鋭い質問となっていきます。

 質問を受ける側は、それに答えていく過程の中で、
考えさせられ、気づかされることが出てくることがあります。
これが、ALの持つ狙いだと思います。

 問題を提起する人自身が、まわりからの質問によって
自分自身の持っている本当の課題について気づいていく。
気づきを促すこと、それがALの目的なのでしょう。

 私も、今回は、なかなか人に話せない悩みを共有させてもらい
また、気づきをもらうことが出来、とても良い時間をすごすことが
できました。

アクションラーニングとは?
posted by toichi at 04:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

ふりかえり駆動。

 自分たちの仕事について定期的に反省会を行い、良かった
ことや、課題の抽出、次への改善策検討を行う。
これを振り返りと呼びます。
私が所属する会社でも組織的に実施しています。

 この仕事の進め方は、PDCAのサイクルと合致し、チームにとって、
個人にとっても、強力なプラクティスになります。
改善を口で唱えるだけで終わるのではなく、実践でPDCAの
サイクルを回すことができるからです。

 私は、振り返りでは、KPTを使うようにしています。
ほかにも色々な手法があるかもしれませんね。
KPTを使ったプロセス改善
このKPT自体も改善していく、あるいは改善の対象とすることを
忘れないようにしています。

 ふりかえりを期間のどの単位で行うかが、重要だと思っています。
プロジェクト完了単位?
これでは、粒度が大きすぎます。今、まさに、目の前にある
プロジェクトの改善も行う必要があるわけですから。

 それでは、工程単位でしょうか。
ソフトウェア開発では、外部設計工程、内部設計工程、プログラム
開発、といった具合に、明確に工程を分けた開発のスタイルが
よく採られています。
この工程単位でふりかえりを行うのは、まだ、粒度が大きいと
感じていました。
同じことです。今、まさに、目の前にある工程内作業の改善は
いつ行えるのでしょう。

 私は、週単位あるいは隔週単位のペースで行うべきだと
思っています。この週でおきた問題に対し、次週ではすでに
改善策が打たれているサイクル。
チームは改善策を考え、実践し、成長をしていく機会が頻繁に
与えられるわけです。

posted by toichi at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月05日

変わるために必要なこと。

 今までの自分でいたいと思う気持ちが、潜在意識では
働くらしい。
僕はこの潜在意識がどういったものかはわからないが、
なるほどと思った。
確かに、心のどこかでこういう思いが時々あって、行動に
それが現れることがある。

 本当は、進めばよいのに、何を恐れいているのか、進まない。
そのことに気づかないこともある。
そして、進まずにいて、ほっと胸をなでおろす。
それでいて、変わりたいという思いが意識としては存在している。
矛盾する自分の心と行動。

 自分が変わるために、必要なことはたった一つのことだと思う。
それは、気づくことです。

 自分が足りていない部分に気づくこと。
 自分が足りている部分に気づくこと。
 自分がこうありたいと思い描いていることに気づくこと。
 自分がこのままではどうにもならないようになることに気づくこと。

 その気づきが自分を変える原動力となる。理由となる。強制力となる。
自分の生活の中に気づきがあるかどうか、気づきを生み出す
状況や環境や習慣にあるかどうかだと思う。

 自分は変わらなくてもいい。
そう思うこともある。実際には、そう思いたいという気持ちかも
しれない。

 しかし、本当に自分が変わらなくてもよいということに、自分が
気づけているかどうかは、問いかけた方が良いはずです。
自分が本当に変わらず、このまま進んで行くことにリスクは
ないのかどうか。あるいはそのリスクに自分は責任が取れるのか
どうか。

 それを見極めているのであれば、本当に変わる必要はないのでしょう。
posted by toichi at 21:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

他人の問題を、自分の問題として捉える。

 どんなに頑張っても、変えられないもの、あるいは変えにくいものが
あります。

変えられないもの、変えにくいもの
・過去
・他人の行動
・感情

一方変えられるものは何か。

変えられるもの
・現在、未来
・自分の行動
・思考

 コミュニケーションに関する様々な考え方やツールがありますが、
「他人の行動」を変えることは非常に難しいです。
何か問題にぶつかったとき、その問題を解決するための
矛先を「他人」に向けているだけでは、困難な状況が
続くと思われます。

 例えば、プロジェクト上、外部に発注している作業に進捗の
遅れが発生したケース。
このような問題が発生した場合、通常、発注企業の進捗管理を
より細やかに行うことを対策として考えるのではないでしょうか。
確かに、そのこと自体は必要かもしれません。

 しかし、一方でこういう考え方もできます。
「この進捗の遅れを取り戻すために、自分たちができることは
 何か?」
また、その遅れの原因は、自分たちにはないのか?と。
往々にして、問題の原因とは、一面的一方的なものではありません。
そして、解決策に到っては、無数に存在します。

 他人の問題を、自分の問題として捉える。
ときには、そのような視点が必要であることを、私はアクション
ラーニングから学びました。
posted by toichi at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

コンフリクトから生まれる新しい発見。

 チームで仕事をしていると、ときどきコンフリクトが
発生します。コンフリクトとは、意見の衝突のことです。
コンフリクト自体の発生を恐れる必要はないと思います。
むしろ、衝突によって次のステージに進める可能性があると
考えています。

 どんなにコミュニケーションに気を使っていても、
強いコンフリクトが、一度や二度は発生します。
感情的な問題にならないように、コンフリクトの前兆を
感じたら、まず冷静に、客観的になるよう努めます。
それでも、主観的にならざるを得ない場合があります。
どうしても自分のこだわりのようなものを主張したい時です。
そういったとき、私は、相手の言い分をひたすら聞くように
しています。強制的に、自分の口を閉ざすのです。

 その間、相手の意見をとことん聞きます。相手の意見を
ひたすら引き出します。
しばらくすると、何故か自分が冷静になっていくのがわかります。
そうなれば、客観的に相手の意見を考えることができます。
自分の意見と相手の意見どちらか一方だけが残るような
勝ち負けの世界から離れ、両方の意見の良いところを取ることを
考えられるようになります。
言いたいことを言い尽くすと、相手も、冷静になってくることが
多いからです。

 最初のチームというのはお互いに気を使い、どこか
よそよそしいものです。しかし、コンフリクトを乗り越えることで
お互いの腹の内をさらけ出すことができます。
コンフリクトを一つの通過儀礼として、捉えるくらいでよいのでは
ないでしょうか。

posted by toichi at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月30日

小さなゴールを設ける。

 気乗りしない仕事をする時、小さなゴールを設けるように
しています。
あるいは、何か行動を始める上で、最初に弾みをつけたい時ですね。

 遠くの大きなゴールというのは、その分達成感が訪れるのも随分先に
なりますよね。その間、成功体験を味わうことがありません。
(本当は体験しているのに、そのことに気付かない。小さな成功は
 ゴールと認識していないためです。)

 例えば、何十頁にも渡る、ドキュメントを作る場合。
あるいは、何か資格を取る場合。
そのゴールは本当に中々やってきません。

 しかし、小さなゴールを意図的に作ってやるとどうでしょう。
小さいながら成功体験を味わうことができます。
先の資格の例でいえば、「今日は、テキストを10頁読む。」
「過去問を10問解く」といった感じですね。

 この成功が、次の行動の動機付けになりますよね。
すると、また成功する(敷居が低いから)。
こうして、自己強化のサイクルが回り始めます。

 少し頑張れば達成できるゴールを設定することがポイント
だと思っています。
posted by toichi at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

タバコの止め方〜ターゲット行動とライバル行動〜

 私は、6年程タバコを吸っていました。
一日一箱程度です。それほど、吸っていたわけではありません。
とはいえ、自分をリラックスさせるものとして、無くてはならない
存在になってしまっていました。

 体に悪いことは、百も承知です。
奥さんも、しきりにやめるよう要求してきます。
毎月のタバコ代も馬鹿になりません。今年に入って止めることに
しました。

 しかし、何か特別なことを始めたわけではありませんし、
止めるために、相当な苦痛を強いられたわけでもありません。
しかも、結果として、後から止めることができた理由に気が付き
ました。

 行動科学では、ターゲット行動と、ライバル行動という
二つの行動を定義しているようです(私は行動科学そのものに詳しい
わけではありません)。

 ターゲット行動とは、この場合、タバコを吸うことです。
ライバル行動とは、タバコを吸うという行為を妨げるような
行動を指すことになります。例えば、アメを舐めるとか。

 ターゲット行動を止めるためには、ターゲット行動そのものを
減らすということ、ライバル行動を増やすということ、
この二つの行為がポイントになります。

 具体的には、ターゲット行動を減らすものとして、
「仕事を忙しくする」「喫煙室に近づかない」「食事に出たら
禁煙席に座る」「灰皿・ライターを捨てる」等という行為が
考えられます。
 また、ライバル行動を増やすものとしては、
「アメを舐める」「ガムを噛む」等という行為が考えられます。

 私の場合、お客様のオフィスに常駐して仕事をすることに
なり、喫煙室そのものが無くなったこと、仕事がとても
忙しくなったこと、この二つの環境の変化で、タバコから
離れることができるようになりました。
ターゲット行動を減らすことができたわけです。

 逆の考え方もあります。
例えば、何か新しいことを始めたいときに、ターゲット行動を増やし、
ライバル行動を減らすようにする。
その結果、自分の行動を強化することができます。

 ターゲット行動とライバル行動のメソッドは、様々なところで
有効に活用できるものだと思います。
ラベル:行動科学
posted by toichi at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

コミュニケーションの質を高める、見える化

 コミュニケーションの質=理解量÷時間
という式にあてはめて考えた場合、コミュニケーションの質を
高めるためには、二つの方法があることがわかります。

 一つは、理解量を増やすこと。
 もう一つは、それにかける時間を減らすこと。

 どちらも、難しい問題だと思います。
そもそも、お互いの理解を深めるために、沢山の時間を必要と
しているわけですから。理解量だけ増やして、時間を減らすことなど
普通できません。

 私は、対象となる物事を、見える化することが一つの糸口だと
思っています。
 お互いが理解したいと思っていることを、例えば絵にしてみる。
ホワイトボードに書きながら話を、進めていくことで、
議論を空中戦から、地に足のついたものにしていく。

 ファイシリテーショングラフィックという手法があります。
お互いの理解を助けるための良いツールになると思います。




 勿論、ただ単に絵を描くだけでも良いでしょうね。

 案外、こういう基本的なことを忘れた議論をしていることは
ないでしょうか。
posted by toichi at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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